2013年7月2日火曜日

女性のしみが動脈硬化と関係

女性のしみが動脈硬化と関係あるとのニュースが流れました。
中高年女性の顔のしみが動脈硬化の指標になりうると言う調査結果を、愛媛大医学部のグループがまとめた。
愛媛大皮膚科の宮脇さおり助教らは、同大病院抗加齢・予防医療センターで健診を受けた中高年女性169人(平均年齢65歳)を対象に超音波検査で首の動脈(頸けい動脈)の動脈硬化の状態を調べた。
更に、デジタルカメラで顔面を撮影し、コンピューターでしみの総面積やしわの長さ、肌の明るさ、きめの細かさ、毛穴の数などを詳しく解析した。
その結果、しみの総面積が大きいほど、頸動脈の動脈硬化が進んでいた。
しわや肌のきめ、毛穴の数などとは関係がみられなかった。
男性では、顔のしみと動脈硬化との関連はみられなかった。

やはり、毎日の基本ケアが重要ですね。
将来の為に今からより充分対策を施したいところ。
そもそもシミは、長い間紫外線を浴び続けたことによる肌ダメージで、紫外線は肌のターンオーバーにかかせない美肌のカギ、コラーゲンも破壊してしまいます。
その為、防衛反応でつくられたメラニン色素が過剰となってしまうほか、上手に排出されずに色素沈着を起こして、シミとして見えるものになってしまいます。

だからこそ、まず基本となるのは紫外線対策です。
こまめに日焼止めを活用したり、日傘を使うなどして紫外線を浴び過ぎないように注意しないといけません。
そして、意外に見落とされがちなのは保湿を充分することです。
化粧水やクリーム、パックなどで十分な保湿ケアが行なわれていると、痛みを受けた肌の修復も促してくれるから、浴びてしまった後のケアにも予防にも効果を発揮してくれます。

このほか、ビタミンCを毎日充分摂取する食事で、内側からの美白の効果を促してくれます。
又、うっかり紫外線を浴びて日焼のひりひり感を感じたら、直ぐに冷やしてクールダウンすることがポイントです。
その後、念入りに化粧水やクリームで潤いを補ってやることで、シミになるのを防ぐことができます。
シミは急にできるものではなく、肌ダメージの蓄積によって生まれます。
だからこそ、基本的な毎日のケア、早めの対策が重要です。