2013年7月11日木曜日

シミ予防の為のコーヒーの正しい飲み方

コーヒーにシミ予防の為の効果を期待できることが明らかになってきたそうです。
コーヒーに含まれる注目成分は2つあり、一つ目がポリフェノールの一種である「クロロゲン酸類」で、もう一つがカフェインです。



シミ予防の為に役に立ってくれるのはポリフェノールです。
ポリフェノールとは、野菜や果実などの植物に含まれていて体の様々な機能を向上させ、いわゆる「体のさびつき」を防ぐ抗酸化物質です。
赤ワインのアントシアニンや緑茶のカテキン、大豆のイソフラボンなどもポリフェノールの仲間です。

お茶の水女子大学大学院の近藤和雄教授が首都圏在住の主婦109人を対象に調査を実施して、食事や飲料からどの程度のポリフェノール量を摂取しているかを算出した結果「コーヒーからの摂取は47%と最も多く、日本人の代表的なポリフェノール摂取源であることがわかった」という事です。

近藤教授はさらに非喫煙女性を対象に調査し、1日にコーヒーを2杯以上飲む人は紫外線によるシミが少ないことも確認できたとか。
効果的な目安は「1日にポリフェノールを1000~1500ミリグラム摂取することで、コーヒーだけでとるなら3~5杯ほど」という事ですが、3~5杯はちょっと多いかも。

体のさびつきを防ぐ抗酸化作用を発揮するポリフェノールですが、その効果を生かすなら日中こまめに飲むといいそうです。
夜は睡眠中に分泌するメラトニンなどが活性酸素対策になり、紫外線によるダメージを受ける日中は、コーヒーポリフェノールなどの抗酸化物質で対策をとるとシミ予防になるそうです。

2013年7月9日火曜日

紫外線のピークの時期になりました

紫外線は3月、4月からじょじょに強くなります。
 6月から7月がピークで、1日のなかでも10時から15時と言う活動していることの多い時間帯に、集中して降り注いでいます。
でも、4月・5月の紫外線量は7月・8月とほぼ同じと言う話も有りますね、どうなんでしょうか?
実は、5月頃が最も紫外線量が多いといわれていますが、それは紫外線Aのことで、紫外線B(Aよりも100~1000倍有害性が強い紫外線)は真夏の7月、8月のほうが多いことが分かっています。
当然日によっては5月、6月のほうが7月、8月よりも多い日は有ります。

日本の場合、北海道に比較して沖縄は約2倍ほど紫外線量が多いといわれています。
なんにせよ、ちょっとした外出でも肌は紫外線のダメージを受けているのです。
紫外線は肌の老化の外的要因の8割を占めるそうであります。

とはいえ、近年は実年齢よりも若くみえる人がとっても増えてきています。
これは、年々増えてきている紫外線量と反比例しています。
肌の変化は年齢だ怪我原因ではなく、紫外線ダメージの集積による「光老化」が関わることが分かっております。
シミやくすみ、肌のごわつき等は、紫外線によって起こります。
紫外線は今の時期がピークですが、年中ふりそそいでいるので、季節や天候に関係なく365日きちんとお手入れすることが美肌のポイントになってくるのです。
紫外線対策として、日焼け止めを使用する方も多いですが、汗や皮脂で落ちやすくなるので、1日3回程塗り治しが必要必要なもののなかなか出来ていないのも現実です。
浴びてしまった紫外線が、しわやシミになるのを可能な限り食い止めるには、毎日の肌ケアが重要ですよ!
紫外線(A・Bとも)は反射するので、直射日光を浴びなければ大丈夫と言うものでも有りません。

2013年7月4日木曜日

カネボウ化粧品、自主回収 美白製品で肌にまだら

あのカネボウ化粧品が自主回収です。

カネボウ化粧品(東京)は4日、美白化粧品54製品を自主回収すると発表した。
独自に開発して配合した医薬部外品の成分「ロドデノール」が原因で、肌がまだらに白くなったケースが確認されたためで、皮膚科医の指摘で同社製品の成分によることが発覚した。
同社は現在までに39例を確認した。
自主回収の対象は、主力の化粧品ブランド「ブランシールスぺリア」「トワニー」「インプレス」などの一部製品。
ロドデノールを配合した同社製品の累計出荷個数は約436万個。
愛用者は約25万人に上るという。
夏坂真澄社長は同日午前、東京都内で記者会見し、「お客さまに多大な迷惑を掛け申し訳ない」と謝罪した上で、「一刻も早く回収するのが責務だ」と当面の対応方針を示した。
肌のトラブルが確認された39人の治療費は補償する。


自主回収の対象は、主力の化粧品ブランド「ブランシールスぺリア」「トワニー」「インプレス」などのロドデノールを配合した同社製品らしいのですが、ロドデノールは白樺の樹脂に含まれている天然物質で、美白効果に着目してカネボウが研究開発して特許取得している美白効果です。
2008年には厚生省から薬用美白成分としての承認を得ています。
高いメラニン生成抑制効果を発揮する成分なのですが、今回の肌がまだらに白くなる原因はまだ不明。
カネボウの愛用者のかたはお気を付け下さい。

2013年7月2日火曜日

女性のしみが動脈硬化と関係

女性のしみが動脈硬化と関係あるとのニュースが流れました。
中高年女性の顔のしみが動脈硬化の指標になりうると言う調査結果を、愛媛大医学部のグループがまとめた。
愛媛大皮膚科の宮脇さおり助教らは、同大病院抗加齢・予防医療センターで健診を受けた中高年女性169人(平均年齢65歳)を対象に超音波検査で首の動脈(頸けい動脈)の動脈硬化の状態を調べた。
更に、デジタルカメラで顔面を撮影し、コンピューターでしみの総面積やしわの長さ、肌の明るさ、きめの細かさ、毛穴の数などを詳しく解析した。
その結果、しみの総面積が大きいほど、頸動脈の動脈硬化が進んでいた。
しわや肌のきめ、毛穴の数などとは関係がみられなかった。
男性では、顔のしみと動脈硬化との関連はみられなかった。

やはり、毎日の基本ケアが重要ですね。
将来の為に今からより充分対策を施したいところ。
そもそもシミは、長い間紫外線を浴び続けたことによる肌ダメージで、紫外線は肌のターンオーバーにかかせない美肌のカギ、コラーゲンも破壊してしまいます。
その為、防衛反応でつくられたメラニン色素が過剰となってしまうほか、上手に排出されずに色素沈着を起こして、シミとして見えるものになってしまいます。

だからこそ、まず基本となるのは紫外線対策です。
こまめに日焼止めを活用したり、日傘を使うなどして紫外線を浴び過ぎないように注意しないといけません。
そして、意外に見落とされがちなのは保湿を充分することです。
化粧水やクリーム、パックなどで十分な保湿ケアが行なわれていると、痛みを受けた肌の修復も促してくれるから、浴びてしまった後のケアにも予防にも効果を発揮してくれます。

このほか、ビタミンCを毎日充分摂取する食事で、内側からの美白の効果を促してくれます。
又、うっかり紫外線を浴びて日焼のひりひり感を感じたら、直ぐに冷やしてクールダウンすることがポイントです。
その後、念入りに化粧水やクリームで潤いを補ってやることで、シミになるのを防ぐことができます。
シミは急にできるものではなく、肌ダメージの蓄積によって生まれます。
だからこそ、基本的な毎日のケア、早めの対策が重要です。